こんにちは、けうzenです。
累計80万ダウンロードを突破した、心に寄り添うAIメンタルケアアプリ「Awarefy」。
AIとの対話を通して自分の本当の感情を見つめるアプリであり、心のモニタリングを習慣にするサービスですが、便利で魅力的な一方で、「情報の取り扱いは本当に安全なの?」と気になる人は少なくありません。
もしその不安が、事前に知っておくだけで解消できるものだとしたら、ちょっと安心しませんか?
この記事では、Awarefyに危険性はあるのか?よくある懸念とその実際、安全に使うためのチェックポイントを分かりやすく解説します。
知らないまま使うのではなく、納得して使い始めるために、Awarefyを使う前に知っておきたいポイントをご紹介していきます。
それでは、どうぞ。
Awarefyとはどんなアプリ?
Awarefyは、「自分が大切にしたいこと」に向き合える状態をサポートする、AIメンタルパートナーアプリです。

AIと心理学を組み合わせたアプローチで、「何がつらいのか分からない」「モヤモヤするけど言語化できない」という時に、話をじっくり聴いてくれるカウンセラーのように、そっと今ある感情の整理と受容を手伝ってくれます。
Awarefyは、ダウンロード数は80万を突破(2025年3月末時点)、GooglePlay Best of 2022 部門別大賞を受賞していて、多くの利用者から評価されていると言えます。
Awarefyの主な機能
テーマの設定
アプリを通して目指す自分のテーマを、いくつかの質問から見つけ、設定できます。
アプリ内では、決めたテーマに応じて最適なコンテンツを提供してくれます。


AIチャット
AIメンタルパートナー「ファイ」さんとのチャットによる対話を通して、誰にも知られたくない感情を吐き出したり、隠れた本当の気持ちに気づく手伝いをしてくれたりします。

AIノート
毎日の気分や出来事・気づきを整理・振り返りしていくことで、自分自身の感情や変化への理解を深められます。

音声ガイド
不安や緊張、落ち込みなどの感情に対して、心理学に基づいたガイドで対処法・アプローチを身につけることができます。

セルフ診断
自分のストレス傾向や感情の状態をチェックできます。病気の診断ではなく、あくまで自己理解を助けるツールとして使える。

Awarefyは、早稲田大学との共同研究で開発されていて、自分自身への新たな気づきを増やす有効性についての検証・研究が続けられています。
提供される機能は、認知行動療法(CBT)という心理学理論の一つに基づいて設計されています。
認知行動療法(Cognitive Behavior Therapy; CBT)は、日常生活上で起きているさまざまな困りごとを整理し、自分の認知や行動に働きかけることで、問題解決を目指す手法で、世界で最もエビデンスが豊富な心理療法の一つです。
引用:Awarefy公式
Awarefyに危険性はある?よくある懸念点
個人的な結論から言うと、Awarefyの危険性は「ゼロではないが、限りなく低い」です。
なぜ危険性は限りなく低いのか、なぜゼロとは言い切れないのか。
よく言われる懸念点について、Awarefy公式の利用規約・プライバシーポリシーを元に確認していきます。
個人情報や心の記録はどう扱われている?
Awarefyでは、ユーザーが入力したメールアドレスなどの個人情報や、心の記録(AIチャットや日記など)は、本人の許可があってはじめて収集される仕組みです。勝手に集められることはありません。
その上で、入力した心の記録は暗号化された状態で保存されていて、開発・運営スタッフでも中身を直接見ることはできません。
また、記録した情報は広告に使われることもなく、利用目的は「ユーザーサポート」や「サービス改善」に限られています。Awarefyの収益形態がサブスクリプションであり、広告ビジネスモデルではない、というのも大事なポイントですね。
データはどこに保存されている?
ユーザーの記録データは、信頼性の高いクラウドサーバー上に保存されていて、厳重に管理されています。
通信もSSLという暗号化技術でしっかり保護されており、誰かに情報を盗み見されるようなリスクはかなり低い設計。
さらに、紛失や漏洩を防ぐための安全管理措置も整備されていることがプライバシーポリシーに明記されています。
第三者に情報が渡るリスクは?
Awarefyは原則としてユーザーの情報を第三者に提供しない方針です。原則の例外となるケースは次のとおりです。
- ユーザー本人の同意がある場合
- 法律によって求められた場合(例:裁判所命令など)
- 業務委託先に業務の一部を任せる際に、必要最低限の情報を共有する場合(しかも厳密な秘密保持契約あり)
また、アプリの改善やバグ対応のために使われるアクセス解析情報などは、個人が特定できないよう匿名化されています。
つまり、分析には使われても、誰の情報かは分からないように加工されているというわけです。
心や感情の記録というのは、極めてプライベートな情報です。
誰にも知られたくないからこそ、その記録が厳重な体制で適切に管理されていることは必須条件だと思います。
その観点から見て、Awarefyは、情報の取り扱いについて慎重かつ誠実であると、プライバシーポリシーを熟読して個人的に感じました。
Awarefyを安心して使うためのチェックポイント
ここからは、実際にAwarefyを使い始める前、そして使う中で気をつけておきたいポイントを紹介していきます。
登録前に確認しておきたいこと
プライバシーポリシーを読む
「難しい言葉ばかりで読む気がしない…」という気持ち、よくわかります。でも、Awarefyのプライバシーポリシーは比較的分かりやすく書かれていると思います。ざっと目を通すだけでも得られる安心感は大きいです。
例えば、心の記録や日記といったセンシティブな情報がどのように保存・管理されているのか、運営元がどういう形式でどんな情報を使うことがあるのか、第三者に渡る可能性はあるのか、このあたりを知っておくだけでも、「勝手に使われるんじゃ…?」という不安がぐっと減ります。
自分に合うアプリかチェックする
Awarefyには、AIチャットで感情を整理したり、音声ガイドでネガティブな気持ちに備える力をつける機能があります。
でも、人によっては「AIに話すのが合わない」と感じることもあり得ます。逆に、文章で記録するのが苦手な人にとっては、音声ガイドがありがたい存在になるかもしれません。
つまり、どんなに評判が良くても、「自分にフィットするか」は別問題。
まずはどんな機能があるのか、自分が使うイメージを持てるか、確認してみてください。
口コミや使用者のレビューを参考にする
公式サイトにはどうしても「ポジティブな面」が前面に押し出されています。
運営者が「このサービスは使わない方がいいですよー」なんて言うわけないですからね。
で実際のユーザーがどんなふうに感じているかを知るには、リアルな声がいちばん参考になります。
「落ち込んでいるときにAIの対応が少し冷たく感じた」「記録をつけるのが習慣になって、気持ちが安定した」など、ポジティブもネガティブも含めて、その人ならではの視点が詰まっています。
SNSやレビューサイトなどを活用して、できれば自分と似た悩みを持っている人の声を探してみると、グッと判断しやすくなります。
利用する際の注意点と対策
公共Wi-Fiはなるべく避ける
Awarefyでは通信内容がSSLという技術でしっかり暗号化されていますが、それでもやはり、カフェや駅などのフリーWi-Fiでの利用にはリスクがつきものです。悪意ある第三者に情報が覗かれてしまう可能性もゼロではありません。
心の記録はプライベートそのもの。Awarefyを使う時は、モバイルデータ通信(4G/5G)を使うか、自宅のWi-Fiなど信頼できる環境での使用を意識しましょう。
スマホのセキュリティ設定を厳重に
Awarefyのデータはクラウドに保存されていますが、端末からアプリを開ければ、誰でもデータを見ることができます。
Awarefy利用に限りませんが、万が一スマホをなくしてしまったときに備えて、パスコードロックや生体認証など、基本のセキュリティはしっかり設定しておきたいところです。
また、他人にアプリを見られるリスクを避けたい場合は、Awarefyの端末ロック機能を使うことを強くおすすめします。スマホに触れる人が限られていても、「自分だけの心の空間」はちゃんと守っていきましょう。
まとめ
今回は、Awarefyに危険性はあるのか?使う前に知るべき注意点を解説しました。
- Awarefyでは、個人情報や心の記録は暗号化・匿名化されており、第三者に情報が漏れる危険性は限りなく低い設計。
- 利用時には、プライバシーポリシーの確認や、自分に合ったアプリかどうかの見極めが大切。
- フリーWi-Fiでの利用控えやスマホのセキュリティ設定強化など、日常的な安全対策を忘れずに。
この記事での総評は、「Awarefyは安全性が高いアプリだが、使い方次第でその安心感はさらに高められる」です。
事前の確認とちょっとした配慮で、Awarefyを「自分の感情を観察できる安全な場」にすることができます。
まずは無料プランで機能や使い心地を試してみるのも良いと思います。
自分の心に寄り添うアプリとして、Awarefyがフィットするかを確かめてみてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。