習慣

あなたがやるべきことができないのはもしかしてコレが原因?

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「明日こそやるぞ!」とあれほど意気込んだことが、「結局今日も取り組めなかった…」という経験はありませんか?

本記事では、昨日決めたやるべきことに今日取り組めない方に向けて、やるべきことができない原因と対処法をわかりやすく解説していきます。

本記事はこんな方におすすめ
  • 自分がやるべきことに手をつけるハードルを下げたい
  • 意志の力に頼らずに自分を思い通りに動かしたい
  • YouTubeやSNSなどの娯楽に気を取られずにやるべきことに集中したい

現代は、YouTubeやSNS、NETFLIX、漫画、アニメなど、私たちの興味を惹きつける娯楽が溢れていて、やるべきことに集中するどころか意識を向けることさえ難易度が高まっています。

意識が逸れる原因が増えている今、自分をコントロールするのが難しいのは無理もないことです。

この記事では、やるべきことができない「2つの壁」について解説し、その壁を突き破る方法まで順にご紹介していきます。

この記事を読むことで、「2つの壁」を突き破り、やるべきことに手をつけ始めるハードルを下げることができますよ。

やるべきことに取り組む、自分に合った方法を見つけたい方はぜひ最後までお読みください。

それでは、いってみましょう。

はじめに:その危機感は素晴らしいこと

はい、まずこれが始めに伝えたいことです。

「やるべきことができない…」それは辛いことです。自分を惨めに感じることもあるかもしれません。

ですが、安心してください。あなたは既に素晴らしいです。

「やるべきことができる」ようになるのは、「できてない」と感じ、解決しよう・克服しようと思い立った方だけです。

危機感を感じ「変えよう」と決心して、あなたの行動を変えることができるのは、あなた自身だけです。

他者から働きかけることはできますが、行動を変えることができるのは最終的にはあなた自身だけです。

ぜひ心の片隅に置いておいてください。

次節から、その決心を良い未来につなげるため「やるべきことができる」ようになるまでに立ちはだかる2つの壁と、壁を突き破る方法について、詳しく解説していきます。

やるべきことができない「2つの壁」

「やるべきことができない」状態に陥ってしまう2つの壁は以下のとおりです。

  • やるべきことに意識を向け始められない
  • 休憩から戻って来れない

やるべきことに意識を向け始められない

やるべきことに意識を向け「始め」られないと、文字どおりやるべきことを始めることはできません。

何かを始めようとした時「そもそも手をつけ始めることすらできない…」と、始めの第一歩でつまずいてしまっている方も多いのではないでしょうか。

このようにやるべきことに意識を向け始められない要因として、よくパターンは以下のような感じです。

  • スマホが目に入ってYouTubeやSNSなどを見始めてしまい、気がついたらやるべきことする時間が無くなってた。
  • 見ている動画・配信がいい所で、時間が来ても「あと少しだけ」と見続けてしまい、結局最後まで見てしまった。
  • 「部屋を片付けるぞ」と意気込んで始めようとしたが、具体的に何をどうするか分からず、いつの間にかスマホを見てゴロゴロしていた。

やるべきことに集中しようとするとき、実際には様々なハードルがあって、うまくいかないことがよくあるでしょう。

「やるべきこと以外に意識が逸れて、始めることができない」、これがやるべきことができない最初の壁です。

休憩から戻って来れない

1つ目の壁を超えて、一度やるべきことに意識を向けられたとしましょう。

人は永遠に集中し続けられるようにはできていないので、休憩が必要です。

しかし、休憩時間を自分で決めて休憩してるとき、時間が来ても休憩を止められないことがあります。

休憩から作業に戻れず、見始めたYouTubeやSNSなどに気を取られたまま時間が過ぎていく、というのがよくあるパターンです。

休憩中に動画やSNSを見てリフレッシュするというのは一般的な休憩方法でしょう。

しかしながら、娯楽に意識を引きつけられると、意識をやるべきことに向け直すことが難しくなり、休憩から戻ってくるハードルが高まります。

「2つの壁」を突き破る方法

ここからは、やるべきことができない「2つの壁」を突き破る具体的な方法をご紹介していきます。

「2つの壁」を突き破る具体的な方法は次の5つです。

  • 可能な限り知覚情報を減らす
  • 意識が逸れた瞬間に気づく
  • やるべきことの超具体化
  • 「今ここ」に意識を向ける
  • ルーティンを持つ

1つずつ見ていきます。

可能な限り知覚情報を減らす

まずは、可能な限り知覚情報を減らしましょう。

意識が逸れる一番の原因は、意識が逸れるきっかけが身の回りに多いことです。

具体的には以下のように知覚情報を減らしましょう。

知覚情報を減らす例
  • スマホを視界に入らない場所に置く
  • スマホ・PCの通知をなるべく切る
  • 雑音がうるさいときはノイキャンイヤホンを使う
  • 部屋にあるものの量を減らす

知覚情報を減らすことで、やるべきことから意識が逸れる原因を減らすことができます。

意識を逸らさない力も大事ですが、まずは意識が逸れる根本原因を無くすことから始めましょう。

意識が逸れた瞬間に気づく

やるべきことから意識が逸れた瞬間に気づく経験をしてみましょう。

YouTubeやSNSなどの娯楽に意識が引きつけられている瞬間に気づくことができれば、やるべきことに意識を向け直すきっかけができます。

YouTubeやSNSに意識が引きつけられているときは、考えてその行動をとっているわけではありません。
いわば無意識です。無意識にYouTubeやSNSを開いて、動画や通知に「反応」して興味を引きつけられているだけです。

「今日こそやるべきことをしっかりやるぞ」と意気込んでもできないのは、無意識が娯楽に引きつけられて理性が封じ込められているからです。

意識が逸れた瞬間に気づくことができれば、無意識に娯楽に流されてしまうことに「待った」をかけて、やるべきことに意識を向けるきっかけを作れます。

この「待った」の差はとてつもなく大きいです。

最初の一回、「意識が逸れていることに気づく」という体験をしてみましょう。

やるべきことの超具体化

やるべきことを今すぐ取り組めるくらいに超具体化しましょう。

集中できる環境が整っていても、「今何をやるべきか?」が具体的に分からないと行動に移せません。

やるべきことが分からないのは、大抵の場合、やるべきと考えていることが抽象的すぎることが原因です。

例として「ダイエットして痩せる」と意気込んだことにしてみましょう。

皆さんはダイエットと聞いてまず何から始めるでしょうか?実際に想像してみてください。

ここでは以下のようなことが思い浮かんだとします。

「ダイエットして痩せる」ための行動思いつき例:
  • ランニングに出かける
  • トレーニングメニューを調べる
  • 良いジムを探す

確かにどれも痩せるための行動として間違ってはなさそうです。

では、実際に上記の行動を今すぐ取れるでしょうか?

おそらく、難しいと思います。

今すぐ行動を取ることが難しいのは、最初の思いつきが今すぐ取り組めるほど具体的ではないということが原因です。

具体的ではないため、何をどうすれば良いか分からない状態で、手をつけ始められないのです。

ランニングに出かけるなら、「シューズやウェアの準備はある?どんなコースを走る?いつ走る?どのくらいのペースで走る?走り方は?」というように考えられることが結構あります。

この中から「シューズやウェアがあるか確認する」であれば今すぐ取り組めそうじゃありませんか?

このように思いつき行動を今すぐ取り組めるくらいに超具体的にかみ砕きましょう。

具体化の目安は、自分が今すぐ取り組めるくらいの具体的さでokです。

「今ここ」にだけ意識を向ける

続いて、「今ここ」にだけ意識を向けてみましょう。

「今ここ」にだけ意識を向けることで、無意識の取り越し苦労をなだめることができます。

やるべきことをやろうとしたとき、(めんどくさそう…)と考えてしまって、やるべきことを回避、娯楽に意識が流れてしまうことがよくあるのではないでしょうか?

これはやるべきことの全体像を無意識に思い浮かべて(大変そう)、(これからしんどい時間が続きそう)と脳が勝手に判断してしまうことが原因です。

先ほどの「やるべきことの超具体化」でも、超具体化して出てきたやるべきことが多すぎると(大変そう)と感じて手をつけ始められないかもしれません。

これではせっかくやるべきことが具体的だとしても、やるべきことに意識を向け始めることができません。

なので、「今ここ」にだけ意識を向けることを試してみてください。

「今ここ」にだけ意識を向けるコツは以下の3つの自問をすることです。

「今ここ」にだけ意識を向けるための自問3つ
  • 「今私は何をしているのか?」
    → 今自分がしている行動を認識します
  • 「今は何をする時間か?」
    → 今が何をするはずの時間だったかを認識します
  • 「今私は何をすべきか?」
    → 今自分がすべきことは何か認識します

これら3つの問いを自問することで「今ここ」に意識を向けることができます。

過去の後悔や未来の取り越し苦労をわきに置いて「今ここ」にだけ意識を向けてみましょう。

ルーティンを身につける

ここまでやるべきことに意識を向けるための方法をご紹介してきましたが、意識しなくてもやるべきことができてしまう方法があります。

それがルーティンです。

ルーティンとは、同じことを繰り返すことで、意識しなくてもできるようになった行動のことを指します。

「朝起きたら歯を磨く」「お腹が空いたらご飯を食べる」「寝るときは部屋を暗くする」など、意識しなくても自然とできることがルーティンです。

これがやるべきことをやる上で、最終的に目指すべき状態でしょう。

ルーティンを身につけるコツは、最初は馬鹿げているくらい簡単なことから始めることです。

失敗のしようがないくらいのことを繰り返して、行動することに慣れること、これが最重要です。

そして慣れてきたらほんの少しだけハードルを上げること。

例えば、いつも夜更かしして27時に寝る毎日を過ごしている人が、24時に寝られるようになりたいという目標を掲げたとき、まずは1分だけ早く寝るルーティンから始めます。

馬鹿げていますよね。でも大丈夫です。

最初は行動することに慣れることが最重要なのでルーティンは小さくていいのです。

1分だけ早く寝ることに3回成功したら、次は5分早く寝るルーティンにほんの少しハードルを上げましょう。

そしてまた少しハードルの上がったルーティンに慣れていく、この繰り返しです。

もし上がったハードルが高すぎたと感じたら、少しハードルを下げても問題ありません。

小さなルーティンから始めて少しずつ育てていくことで、意識しなくても行動できるルーティンが身につけていきましょう。

まとめ

本記事では、「やるべきことができない」2つの壁と、それを突き破る方法5つについて詳しく解説しました。

まとめ
  • 知覚情報(特に視覚、聴覚)を減らすことで、やるべきことから意識が逸れる原因を減らせる
  • 意識が逸れてもその瞬間に気づくことで、改善の第一歩を踏み出せる
  • やるべきことの超具体化が、今すべきことを明確にしてくれる
  • 漠然と(面倒そう)と考える代わりに、「今ここ」にだけ意識を向けて目の前のすべきことに取り掛かろう

やるべきことを自分の思うとおりに実行できると、とりあえず自分のベストは尽くせたと感じられるでしょう。

自分のベストを尽くせたという感覚は、自己選択と自己肯定感につながり、「今日は頑張った、偉い!」と今日の自分への満足度を高めてくれます。

しかし現代社会では、YouTubeやSNS、NETFLIXや漫画など、あらゆる娯楽が私たちの気を引きアピールしてくるため、「やるべきことをする」というのはますます難しくなっています。

本記事でご紹介した内容を習得することができれば、不本意に娯楽に興味を引かれることを減らしつつ、自分のやるべきことに意識を向けて行動に移しやすくなります。

自分のやるべきことを少しでも前進させるため、自分のベストを尽くすため、今日への満足度を高めるために、本記事の内容がその一助となれば喜々無上です。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。