- メンタルケアアプリAwarefyってどんな効果があるの?
- Awarefyにはどんな機能がある?
- Awarefyを使う時の注意点は?
これらの疑問にお答えします。
本記事では、AIメンタルケアアプリ「Awarefy」の主要機能7つと各機能の期待できる効果、注意点について解説します。
AIメンタルケアアプリ「Awarefy」では、こころの健康をサポートするための機能が多数用意されています。
しかしいくら多機能でも、その効果がはっきり分からないといざ使い始めてから「思ってたのと違った…」となって時間を無駄にしてしまうこともありますよね。
この記事を読むことで、Awarefyの主要機能7つの概要と期待できる効果が具体的に理解でき、自分が求めていること(不安癖を治したい、ポジティブに生きたいなど)をサポートしてくれる機能を見つけやすくなりますよ。
Awarefyに興味があって、自分の求めることをサポートしてくれるツールを探している方は、ぜひ最後までお読みください。
それでは、いってみましょう。
主要機能7つの期待できる効果
Awarefyの主要機能7つは以下のとおりです。
一つずつ機能概要と期待できる効果を解説していきます。
チェックイン・チェックアウト
チェックイン・チェックアウトは、1日の始まりと終わりに自分のこころと身体の調子を観察する機能です。
1日の始まりと終わりに、1分でココロとカラダの状態を5段階評価で記録します。
そのとき、自分や周りに対する気づきや思ったことがあれば同時にメモに残すことが可能です。
期待できる効果は以下のとおりです。
チェックイン・チェックアウトは、日々自分を観察し、増やすべき行動、減らすべき行動を見つけていくことに適した機能です。
自分自身について今よりも理解を深めて、自分を良い状態にする行動パターンを見つけていきたい方におすすめできます。
コラム法
コラム法は、気持ちが動いた出来事を、自分の気持ちにフォーカスして言葉にする機能です。
上の画像は3コラム法の例です。
3コラム法では、まず自分の気持ちが動いた出来事をありのまま言葉にします。
そしてその出来事によってどんな気持ちになったか?感情の種類と数値を選んで自分の感情を目に見える形で表します。
最後に、そのとき頭に浮かんだこと、考えたことをセットで記入します。
記録が完了すると、出来事とそのときの感情・考えたことに対して、カウンセラーAIが第三者視点からのコメントをくれます。
コラム法は、3コラム法の他にも5コラム法、7コラム法と、より段階を分けて深く自分の感情を見つめるための機能があり、感情の整理とともに新たな視点や気づきを促してくれます。
嫌な出来事に遭遇しても感情的に不安定になるのを軽減して、客観的に対処法を見つけていきたい方におすすめです。
AIチャット
AIチャットは、どんなことでも気を使わずに言葉にして吐き出せる場所です。
思ったこと、相談、愚痴、何でも言葉にして投げかけられ、心に寄り添うAIと対話していくことで気持ちを整理する時間を作れます。
入力内容は暗号化されるので誰にも知られることはなく、安全に気持ちを吐き出すことが可能です。
AIチャットは、Awarefyホーム画面下のボタンから利用できます。
LINEやX(旧Twitter)のDMのようなレイアウトで、今の気持ちや浮かんだ考えをただ投げかければokです。
気持ちや感情に寄り添うAIが返信してくれるので、また考えを投げて対話を重ねていきましょう。
AIチャットは、自分のタイミングで何でも気兼ねなく相談し対話できるため、自分の心に伴走してくれる相棒のような存在です。
話を聞いて欲しい時に限って相手がいない方、自分の気持ちを吐き出すことに他者を巻き込むのは気が引ける方には、主要機能の中でおすすめNo.1です。
ルーティン
ルーティンは、今日を良い1日にするために自分を乗せる行動をセルフデザインできる機能です。
ルーティンでは、自分を乗せる行動やリラックスできる行動を集めて作っていきます。
Awarefyでは、ルーティンに設定する行動がコーピングという呼び方で用意されています。
ストレスに対処するための行動という意味で、「対処する・対応する」という意味の「cope」から派生した言葉です。ストレス発散のための行動もコーピングの一種です。
参考:コーピングとは?種類とやり方やストレス対策の例を解説
自分に合いそうなコーピングを選んだり、自分で新しく作ったりして、ルーティンをアレンジしていきます。
そうして作ったルーティンを実践して、「なんか違うな」と感じたら少し調整して、自分が良い1日を過ごせる無理のないルーティンに磨いていくことが可能です。
ルーティンは、「あまり深く考えずともコレをするだけでとりあえず自分を乗せられる」という行動を見つけて、良い今日を増やしていくための機能です。
考えることを少なくして、良い今日を増やしていきたい方におすすめできます。
学習コース
学習コースは、自分の問題(不安、不眠、ストレスなど)に沿った心のスキルを身につけられるコンテンツです。
数多ある心の悩みに沿った実践コースが提供されていて、問題に対処する・準備するにはどうすれば良いか?具体的に学んでいくことができます。
コースは細かく学べるように内容が区切られていて、1日たった15分で学習可能です。
各コースは学んだことをその場で実践する形式をとっていて、悩み解消に不可欠な「実践」へと背中を押してくれます。
学習コースは、心の悩みに沿ったワークをこなすことで、具体的な問題に対処するスキルを自分の力で育てるための機能です。
自分の力で良くない感情や状態に対処するスキルを身につけたい方、良くない心の状態に備えたい方に、学習コースはぴったりの機能といえます。
音声ガイド
音声ガイドは、瞑想・マインドフルネスや、状況・属性に合わせたTipsをリラックスできるBGMとともに音声形式で学習・実践できる機能です。
「すきま時間・休憩時間」などの状況に沿った瞑想やマインドフルネスをガイドしてくれるため、ルーティンとしても利用可能です。
その他のガイドでは、出来事や自分の立場に合わせた考え方や対処法を学ぶことができ、レジリエンスを高めることにつながります。
レジリエンスとは、「回復力」「復元力」「再起力」などと訳される、「精神的回復力」という心理学分野の用語です。仕事や家庭、人間関係などの困難やストレスに心を凹まされたとき、ゴムボールやバネのように弾力を持って元の状態に戻れる方をレジリエンスが高いと表現します。
参考:レジリエンスとは?心理学やビジネスにおける意味・組織が高める方法など詳しく解説
また、「オフィスで働くかたへ」「在宅で働くかたへ」「主婦のかたへ」などの特定のかたへ向けたコンテンツも提供されています。
音声ガイドは聞き流すことができるため、頭を使いたくない時でも簡単に利用でき、ルーティンの1つとして取り組みやすいでしょう。
難しいことを考えずに、とりあえず自分の心に良いことを始めたい方に、最初に使う機能としておすすめです。
こころの状態測定
こころの状態測定は、いくつかの質問に答えて、さまざまな角度から今のこころの状態を測定できる機能です。
測定したい項目を選び質問に答えていくだけで、簡易的に自分のこころの状態を2,3分で測ってくれます。
測定できる項目は以下の通りです。
今の自分の状態を簡易的に知ることができ、月1回など定期的に測定することで変化を観察することもできます。
こころの状態測定は、今の自分の状態を素早く簡易的に知ることができる機能です。
今の自分の状態が客観的にどういう状態か、よく分かっていない方は、こころの状態測定を通して「今どう言う状態か?」「優先的に対処すべきことは何か?」知ることから始めてみましょう。
Awarefyを使用するときの注意点
Awarefyはこころの健康をサポートするツールとしておすすめできますが、いくつか注意点があります。
スマホのみ利用可能
公式ページ>よくある質問にあるように、AwarefyはPC・タブレットからの利用には対応していないようです。
しかし、iPadではiOSアプリが使えるためか、手持ちのiPadで利用可能なことが確認できました。
オンライン環境が必要
Awarefyは、全ての機能を利用するためにオンライン環境が必要です。
オフライン環境では各機能にアクセスできなくなるためご注意ください。
Awarefyは医療サービスではない
利用規約にあるように、Awarefyはこころの健康をサポートするツールですが、医療サービスではありません。
心の問題が深刻な場合や、自己管理だけでは解決しきれない問題がある場合は、専門の医療機関に相談することが推奨されています。
主要機能に関するよくある質問
- Q無料プランは具体的にどのくらい各機能を使える?
- A
Awarefyは、無料プランでもご紹介した主要機能全てをお試しすることができます。
具体的にどの程度利用できるかは、Awarefyを無料でお試しする3つの選択肢を解説で詳説していますのでぜひ合わせてお読みください。
- QAIチャットは安全?
- A
公式ページ>よくある質問にあるように、AwarefyAIチャットでは入力された内容はすべて暗号化され、外部や第三者に共有されることは一切無いと回答されています。
意図的な事象がない限り安全度は高いといえそうです。
- Qどの機能から試したらいい?
- A
まずは最初にご紹介した「チェックイン・チェックアウト」から始めることをおすすめします。
「チェックイン・チェックアウト」は、1日の始まりと終わりに自分のこころと身体の状態を観察し、記録する機能です。
1日5分、朝夜の自分を観察するところからセルフケア習慣を始めてみてはいかがでしょうか。
自分に合った使い方を見つけよう
本記事では、こころの健康をサポートするAIアプリ「Awarefy」について、主要な機能の期待できる効果と注意点について解説しました。
Awarefyは、メンタルケアアプリの中でも特に、こころの健康をサポートするための機能が充実しています。
しかし、多機能ゆえにどの機能を使えばよいか、迷ってしまうということもあるでしょう。
本記事を通して、各機能の期待できる効果を詳しく知ることができれば、自分に合ったAwarefyの使い方を見つけやすくなります。
あなた自身の力でこころの健康をサポートできれば、今をより良く生きることができるようになります。
本記事で解説した内容が、今をより良く生きる手段としてAwarefyが自分に適しているか、判断するための一助となれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。