こんにちは、けうzenです。
いつも穏やかで前向きに見える“ポジティブな人”を見るたびに、「自分とは違う世界の人みたい」と感じていませんか。
ネガティブな気持ちを引きずってしまったり、つい人と比べて落ち込んでしまったり…。頑張りたいのに空回りばかりで、自分の思考や言動にモヤモヤする日が続いているかもしれません。
もしその悩みが、“ポジティブな人がしない行動”を知るだけで変わっていくとしたら---、気になりませんか?
この記事では、「ポジティブな人が絶対にしない5つのコト」を中心に、その特徴や考え方、口癖まで分かりやすく解説します。
読むだけで、明日から少し心が軽くなるようなヒントが見つけられるはずです。
ほんの少し視点を変えるだけで、心の持ちようは驚くほど変わっていきます。さっそく見ていきましょう。
ポジティブな人が絶対しないコト
ポジティブな人たちがいつもしているコトには各々違いがありますが、絶対しないコトはほぼ共通しています。
それは以下の5つです。
- 自分や他者を過剰に責めない
- 他者と自分を比較しない
- 他人の悪口や陰口に同調しない
- 過去の失敗を引きずらない
- ネガティブな感情を無理に押し殺さない
1つずつ見ていきます。
自分や他者を過剰に責めない
ポジティブな人は、思い通りに事が進まなかった時でも、自分を過剰に責めたり、他人を攻撃することで自分を守ろうとしたりしません。
「そっか、うまくいかなかったか。でも次があるさ」くらいの感覚で、自分にも他人にも優しいんです。
失敗を責めるより、「どう活かすか」を考える方が未来につながるって、ちゃんと知っているんですね。
他者と自分を比較しない
ポジティブな人は、誰かと比較して落ち込むよりも、自分のペースで前に進むことに集中しています。
比較してしまうと、永遠に満たされない沼にハマってしまうことを知っているから、そもそも比べる発想を持たないんです。
自分のことを、この世の誰とも比べてはいけない。それは自分自身を侮辱する行為だ。
ビルゲイツ(Microsoft共同創業者)
まさにこのスタンス。大事なのは今いる場所じゃなく、前へ進んでいくことと考えています。
他人の悪口や陰口に同調しない
場の空気に流されて、つい悪口大会に参加してしまった…。
そんな経験、誰しも一度はあるかもしれません。
しかしポジティブな人は、陰口に加担すると、あとから自己嫌悪に悩まされることを真に知っています。
だから、軽くスルーしたり、サラッと話題を変えたりして、自分からネガティブな渦に飛び込むことはしません。
過去の失敗を引きずらない
「過去の失敗=未来も失敗」ではない、とポジティブな人は迷いなく考えています。
もちろん、ショックを受けることもあるけれど、それに固執はしません。
反省はするけど、必要以上に引きずらない。
「もう終わったことだし、ちゃんと反省して、次っ」と、気持ちを切り替えるスイッチを持っています。
ネガティブな感情を無理に押し殺さない
意外かもしれませんが、ポジティブな人はネガティブな感情を否定しません。
落ち込むときはちゃんと落ち込むし、悲しいときはちゃんと悲しんでます。
そのうえで、「でも、ずっとは引きずらない」と決めているんです。
感情に蓋をするのではなく、ちゃんと感じたうえで手放す。それが、本当の意味での前向きさにつながります。
ポジティブな人に共通する特徴
ポジティブな人は、単なる「楽観主義」とは異なります。
現実をしっかりと見つめつつ、前向きな解釈や行動を選び取っている。
そんな人たちには、共通する「心のあり方」「考え方」があります。
失敗や困難を捉え直す目がある
ポジティブな人は、ただ「大丈夫、大丈夫」と言い聞かせてるわけではないです。
トラブルが起きても、「ここから何を学べるか?」と、対処と別の切り口で問題を捉え直します。
トゲだらけのバラから「美しさ」を見出すように、困難の中にも意味を見るプロなんです。
目の前のことに集中できる
「あのときああすればよかった」「将来うまくいかなかったらどうしよう」、そんな考えの渦にハマると、どんどん不安になりますよね。
ポジティブな人は「今の自分にできること」に意識を向けています。
過去の後悔を糧に、未来の不安を計画に変え、今できることにベストを尽くす。
未来を心配するより、今ここをちゃんと生きる。そんな心のあり方が、安心感や前向きさにつながります。
「どうすればできるか」を考えるクセがある
問題が起きたとき、ポジティブな人は「無理だ」と結論づけません。
代わりに「どうすればできる?必要なものは何?」と自分に問いかけます。
できない理由を並べるより、できる道を探す。ほんのささいな捉え方の工夫が、小さな成功体験を積み重ねていきます。
他者の良いところを見つけるのが得意
ポジティブな人は、相手のいいところを見つけるのがうまいです。
もちろん、相手の気になるところにも目は行きますが、「長所がない人間はいない」と信じています。
そして短所を最小化し、長所を最大化するような関わり方を選ぶ。
だからこそ、人間関係も自然と良好になり、心地よい雰囲気が周りにも伝わります。
周囲への感謝や思いやりを忘れない
「ありがとう」と感謝を口にする頻度が、ポジティブな人は本当に高いです。
周囲の助けに惜しみなく感謝を表し、自分もまた周囲を助ける。
思いやりや感謝の気持ちが自然に言葉や態度に表れるから、またポジティブな循環が生まれます。
小さな幸せを見つけるのが上手い
ポジティブな人は、大きな成功や特別な出来事じゃなくても、小さな幸せを見つけるのが上手いです。
「今日のランチ美味しかったな」「きれいな夕焼けだったな」と、何気ない日常に散りばめられた小さな幸せをキャッチする力が高いんです。
だからこそ日常の中でも満たされやすいですし、たとえ今が厳しい状況でも、未来の穏やかな自分を信じることができます。
自分の感情を素直に受け入れられる
ポジティブな人は、常にハイテンションなわけじゃないんです。
むしろテンションが低くても、寡黙でも、そんな自分を受容していて、穏やかに前向きです。
落ち込むときは落ち込むし、イライラすることもある。
でも、「こんな自分もアリだよね」と素直に受け入れる。
無理にポジティブを装わないから、かえって本当に前向きでいられています。
ポジティブな人の口癖
ポジティブな人たちは、特別なことを言ってるように見えて、実はすごく自然で等身大の言葉を使っていたりします。
その言葉の使い方には、落ち込んだときでも自分を支えるヒントが詰まってるんです。
以下に、ポジティブな人がよく口にする口癖をまとめました。
なんとかなる
先が見えないとき、つい「もうダメかも…」と考えてしまいがちですよね。
でも、そんなときこそ(なんとかなる)と心の声に出して、自分を落ち着かせています。
根拠なんてなくても大丈夫。自分への小さなエールみたいなものです。
いい経験になった
失敗したとき、後悔ばかりしていませんか?
どっちに転んでも「いい経験になったな」と糧に変えることで、前を向くきっかけに自分の中で転化できます。
つらいことが無駄じゃなかったって、自分の中で意味づけできると、心が少し軽くなります。
今は“まだ”できないだけ
思い通りにいかなくて自信をなくす瞬間って、誰にでもありますよね。
誰かの期待に応えられなかったり、自分自身が不甲斐なく感じたり。
そんなとき、「”まだ”できないだけ」と、これからの伸びしろを信じる言葉を選んでいます。
今の自分を否定しないで、ちょっと先の自分に希望を持つ。
「大事なのは現在地じゃなく前進」という価値観を体現した口癖です。
とりあえずやってみるか
不安で動けないとき、まず一歩を踏み出す魔法の言葉がこれ。
完璧を求めすぎず、まずやってみることを大切にします。
うまくいかなくてもいい。大事なのは、前に進もうとする気持ちなんです。
ほんの少しでも前に進んでいれば、新たに見えてくるものがあります。
ありがとう
シンプルだけど、すごく力のある言葉。
ポジティブな人は、日常の中の「ありがたさ」にちゃんと気づいて、それを言葉にしています。
「ありがとう」という言葉は、自分の心も相手の心もあたたかくしてくれる、心の錬金術です。
ポジティブな人になるには?
ポジティブさは「才能」じゃなくて「スキル」です。
つまり、ちゃんとトレーニングすれば、今ネガティブ気味な人でもポジティブにシフトしていくことができます。
無理に「ポジティブになろう!」と頑張りすぎなくても大丈夫。
少しずつ、少しずつ、自分に優しく積み重ねていけばOKです。
ボジティブにシフトしていく方法を、もっと詳しく解説している記事もありますので、ぜひこちらも参考にしてみてください。
まとめ
今回は、「ポジティブな人ってどんな人?」と気になる方に向けて、ポジティブな人の特徴や考え方、日々の言葉づかいなどを詳しく解説しました。
- ポジティブな人は、他人や自分を過剰に責めない。
- 比較や陰口といった“心をすり減らす行動”を避けている。
- 現実を見ながらも、前向きな捉え方に変換する思考のクセがある。
- 自分と周囲を穏やかにする言葉を自然に使っている。
- ポジティブさは、日々の捉え方と選ぶ言葉によって育てられるスキルである。
ポジティブな人のふるまいや言葉の背景には、心のあり方や思考の習慣があります。
そして、それは決して生まれつきの性格ではなく、誰でも身につけていけるものです。
「なんとかなる」「ありがとう」と声に出すだけでも、少しずつ心が整っていくことに気付くはずです。
ポジティブな人の特徴を参考に、まずは自分に優しく接するところからはじめてみてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。