習慣

目標を立てることの意味とは?【結論:自分で決める練習です】

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みなさん、こんにちは!

「目標を立てるのってどんな意味があるの?」
「良い目標の立て方を知りたい!」

こういった疑問や悩みに向けて、「目標を掲げることの意味」を解説します。

結論:自分で決める練習です

結論から言うと、目標を掲げる意味は、自分で決める練習になることです。

目標とは、自分が達成したいと思ったものを具体的に言い表したものです。

具体的には、

  • 毎日○○時までに寝る
  • 3ヶ月で5kg痩せる
  • 今月の出費は〇〇万までに抑える
  • 半年後の試験でTOEIC600点取る

これらの目標を掲げることは、目標を達成するための行動やルールを自分で考える指針にもなります。

つまり、自分の達成したいこと、その道のりを考え、自分で決めることになるということですね。

こんなに回りくどく目標を掲げなくても、自分の行動は全部自分で決めていると思うかもしれませんが、実は意外とそうでもないです。

実は世の中自分で決めてないことが多い

Image by Freepik

自分の行動は全て自分の意志で決定していると多くの方は思うかもしれません。

しかしながら、実は世の中自分で決めていないことが多いです。

世の中には、人間の本能を刺激してお金や時間を使うように設計された商品やサービスがたくさんあります。

下記のような経験は無いでしょうか?

  • 「つい洋服を衝動買いしてしまった」
  • 「YouTubeのおすすめ動画を見すぎて時間を無駄にしてしまった」
  • 「大型スーパーで食べきれないサイズの食品を買ってしまった」

これらのケースは、理性的な自分が本能的な自分に押されているといえます。

外からの誘惑に本能的な自分が釣り上げられている状態です。

つまり外からの誘惑に自分の行動が決められていると言うことです。

このように、世の中自分で決めていないことが意外と多いです。

もし上記のような行動に「後悔」や「虚無感」などネガティブな感情を抱いている場合は、自分で決められていないことが原因かもしれません。

なぜ自分で目標を決めたほうが良いの?

ではなぜ目標を自分で決めた方がいいのでしょうか?

それは自分で物事を決めることは個人の幸せの一端を担っているからです。

心理学の一分野に「ポジティブ心理学」という研究分野があります。

ポジティブ心理学では、個人の幸福は「価値観」「出来事」「自己選択感」の3要素に左右されると言われています。

その3要素の中でも、「自己選択感」は個人の幸福の50%を左右する重要な要素とされています。

「自己選択感」、つまり自分で決めることは、幸福感の実に半分も占めているということですね。

ちなみに他人に決められた目標のことは「ノルマ」といいます。

「ノルマ」と聞いてどんなイメージを持たれるでしょうか。

私は、「やらなければいけない」とか「強制されている」のようなネガティブなイメージを受けます。

他人の言う通りにできて達成感は多少感じるかもしれませんが、幸せということは無いでしょう。

あくまで主体的に、自分で選択したことの中に、達成感や充実感を感じることが多いと思います。

日々の行動に達成感や充実感を見出すために、自分で決めることを意識してみましょう。

そして、自分で決める練習として、目標を掲げてみましょう。

良い目標を立てるポイント

Image by Vecteezy

ここからは、自分で決める練習として、より良い目標を立てるポイントを解説します。

良い目標を立てるポイント
  • 目標を数字で表す
  • 期日を決める
  • 少し頑張れば達成できそうな目標にする

以下に1つずつ解説していきます。

目標を数字で表す

目標は数字で表して具体的にしましょう。

感覚的な目標にすると、達成したのか評価できなくなってしまいます。

  • 感覚的な目標:良い体つきになる
  • 数字で表した目標:5kg痩せる

良い体つきというのは人によって異なるため、目標を達成するための行動がイメージしづらいです。
5kg痩せるであれば、目標が誰の目から見ても明確で、達成のための行動をイメージしやすくなります。

期日を設定する

明確な目標数値が決まったところで、次は期日を決めましょう。
期日を設定すれば、逆算して達成までの行動を細分化できます。

  • 期日なし:5kg痩せる
  • 期日あり:3ヶ月で5kg痩せる

3ヶ月で5kg痩せるであれば、1ヶ月で2kg弱、1週間で0.5kgほどと目標を細分化して考えることができます。
また、期日があることで、今日しなければいけない適度な緊張感が生まれるため毎日行動しやすくなり、達成の確率が上がります。

逆に期日のない目標は、今日しなければいけない理由がないので、「じゃあ別にやらなくてもいいや」ってなりますよね。

目標には必ず期日を設定しましょう。

少し頑張れば達成できそうな目標にする

目標は、少し頑張れば達成できそうな難しさに設定しましょう。
簡単すぎず、難しすぎず、手を伸ばせばなんとか届きそうな難しさがいいです。

「クイズに答える」を例にとると、 簡単すぎるクイズにいくら答えても歯応えがないというか達成感がありません
逆に難しすぎるクイズを出され続けても、答えられないのでつまらないだけです。

じっくり考えて、なんとかクイズに正解できたときに「楽しい」「面白い」と感じることが多いのではないでしょうか?

目標もこれと同じで、少し努力して届くくらいの難しさの方が張り合いがあるし、なにより「楽しい」ものです。

目標を立てるとき、「楽しめそうか」というポイントは目標を具体的にすることと同じくらい重要です。

「なんとか達成できそうかな?」という難しさの目標を立てましょう。

目標を味方にしよう

今回は、目標を立てることの意味、なぜ自分で目標を立てた方がいいのか?その理由について、良い目標を立てるポイントについて解説しました。

まとめ
  • 目標を立てる意味は、自分で決める練習になること
  • 「自己選択感」は、幸福感の50%を占めている
  • 良い目標を立てるポイント
    • 目標を数字で表す
    • 期日を決める
    • 少し頑張れば達成できそうな目標にする

良い目標を立てることで、自分で決める感覚を身につけ、日々の行動に達成感や充実感を見出すことができますよ。

最後までお読みいただきありがとうございました。