みなさん、こんにちは!
予想外の出来事に直面したり、八方塞がりな今に、「どうしたらいいかわからない…」そんな苦しい気持ちにお悩みではないでしょうか?
いい解決法が思いつかないけど、ただじっとしていても状況が良くなりそうになくて、頭の中がぐるぐるパンクしそうになるとき、ありますよね。
そんな時に立ち止まらず一歩一歩適切な対処ができたなら、、と感じることが一度はあると思います。
ということで今回は、どうしたらいいかわからない瞬間を乗り越えるために、避けるべき行動と、持っておきたい考え方、分からない状況を乗り越える具体的な考動を、仕事、恋愛、人生それぞれの場面ごとに解説していきます。
この記事を読むことで、「どうしたらいいかわからない」状態を少しずつ解消するための考え方や行動が分かります。
少しでも現状を変えたい、今の自分にできる具体的な行動を知りたい方は、ぜひ最後までお読みください。
それでは、いってみましょう!
どうしたらいいかわからないときに避けるべき行動
どうしたらいいかわからないときというのは、動揺や不安に駆られるあまり、かえって状況を悪化させる行動を取ってしまいがちです。
自分の手に負えないと感じる時は、まず自分への物理的・精神的な負担をこれ以上増やさないことが何より重要になります。
自分への負担を減らすために避けるべき行動は以下の4つです。
一人で抱え込む
どうしたらいいかわからないとき、悩みを一人で抱え込むことは、自分を追い詰めることにつながります。
自分一人だけの視点では、どうしても見えるものに限界があるのです。
一人で抱え込むのはちょうど、引き戸を押し続けて開かないと言っているような状況です。
自分を裁き続ける
どうしたらいいかわからない状況に陥った時は、「こんなことも自分で解決できないなんて…」「自分はダメな奴なんだ…」と自分に悪い判決を下しがちになります。
これは、自己イメージを下げることで、「ダメな自分なら仕方ない」とどうしたらいいかわからない現状を正当化する、ある種の自己防衛反応です。
しかしながら、自己イメージを下げることは、かえって精神的な負担を増やします。
何に対しても「自分なんて…」と塞ぎ込んでしまうことにつながるので、自分を裁き続けることは避けるべき行動の一つです。
他者の言動に悪意をでっち上げる
問題に直面して、精神的な負荷が高まっているとき、他人の何気ない言葉や行動に対して、悪意をでっち上げてしまうことがあります。
自分の思い通りにいかない出来事に対して、「あの人は私の邪魔をしようとしている」「嫌がらせをしようとしているに違いない」と決めつけてしまうことがあるかもしれません。
実際は相手に悪意などなく、考えあっての行動をしているに過ぎないことも往々にしてあります。
相手の行動の真意を実際に聞かずに、邪推して相手の悪意を作り上げるのは、双方にとって100%良くないので、避けるべき行動にあたります。
SNSを卑下のために使う
SNSが発達した現代、私たちは他者の生活や出来事を容易く知ることができます。
そして悩みや不安を抱えている時にSNSを見ると、他者の「輝いてる部分」と今の自分を比較して自分がイヤになることがあります。
直面している問題への対処法が、他者の「輝いてる部分」から見つかることはほとんどないでしょう。
輝いてる他者を見て「すごいな!」と元気をもらうことはあれど、「それに比べて自分は…」と卑下することは、どうすればいいかわからない現状を前に進めてくれるわけではないです。
自己卑下のためにSNSを見ていたら、一旦SNSと距離を取った方がよいでしょう。
どうしたらいいかわからないを乗り越えるための考え方
どうしたらいいかわからないときというのは、余裕がないので視野が狭くなりやすく、ネガティブになりがちです。
期限があったり、早急な対応を求められる時は尚更その傾向が強まります。
そんなどうしたらいいかわからない状況を乗り越えるために、押さえておきたい考え方があります。
完璧でなくていい
まず最初に伝えたいのは、「問題への対処は最初から完璧でなくてもいい」ということ。
初めからなんでも完璧にこなせる人などこの世に居ません。
あなたがどうしたらいいかわからない状況ならそれは、初めて遭遇する問題でしょう。
人生は続きます。今この場で完璧に対処できなくても人生は続いていきます。今できるベストを尽くせればいいのです。ペストを尽くして少しでもうまくいけば大したものです。初めてなんですから。
たとえ今うまくいかなくても本気の失敗には学びと経験がついてきます。その学びと経験があれば、次は前よりも少しだけわかるようになるでしょう。
完璧の代わりに、ベストを尽くす考え方でいきましょう。
事実は変わらないが捉え方は変えられる
起きてしまった事実を変えることはできませんが、事実に対する「捉え方」は変えることができます。
以前、両脚に障害があって車椅子で生活をしている方の話を見ました。「車椅子での生活は辛くないですか?」と尋ねるとその方は「とんでもない、私は車椅子に感謝している。」と。どういうことか聞くと「私は車椅子があるおかげで自分の行きたい所に行ける。車椅子がないと私は寝たきりだ。だから車椅子があって本当に感謝しているよ。」と笑顔で答えられていました。
私はこの話を見て、物事は捉え方次第であることを知りました。
人には捉え方を変える力があります。
どうしたらいいかわからない状況でも、今と違う捉え方ができないか考えてみてください。
一年前の悩みは覚えていない
一年前の今日、あなたはどんな悩みを抱えていたでしょうか?
おそらくほとんどの人が覚えていないと思います。
「今抱えている悩みも、一年後には覚えているかわからない」という視点は、今の肩の力を抜いてくれるでしょう。
深く悩みすぎず、肩の力を抜いて、自分にできることをしていきましょう。
どうしたらいいかわからない瞬間
どんなに一生懸命生きていても、いや、一生懸命生きているからこそ「どうしたらいいかわからない」と感じる瞬間があります。
仕事や恋愛、人生そのものにおいて、行き詰まりや漠然とした不安に襲われることは、誰にでも起こり得ることです。
では具体的にどんな場面で「どうしたらいいかわからない」と感じやすくなるのでしょうか?
仕事の場面
仕事のプレッシャーが大きすぎる
課された仕事量や責任が重くて、さらに終わりが見えないとなると、不安に圧倒され身動きが取れなくなるかもしれません。
対処を考える時間も取れないほどのプレッシャーは「どうしたらいいかわからない」となる一番のシチュエーションです。
対人関係が良くない
プライベートでの関係であれば、縁を切りやすいですが、職場での人間関係となるとそうもいきません。
どんな場所でも分かり合えない人は一定数いますが、職場での不和は折り合いをつけるのが難しい問題です。
目標を見失っている
自分の仕事の意義が感じられなくなっているとき、何のために働いているのか分からなくなる時があります。
お金のためというのはもちろんですが、自分はどんな価値を誰に届けようとしているのか、当初の目標は何だったのか、長く働いていると見えなくなっていくことがあります。
大きなミスをした
仕事で大きなミスをしてしまうと、基本的に冷静ではいられないでしょう。
リカバーしようとしても、初めてのミスでは分からないことだらけ、一人で収拾するのは難しいでしょう。
恋愛の場面
漠然と孤独を感じた
季節によって、自分の周りの人には恋人がいるのに、自分には恋人がいないことに孤独を感じることがあります。
「恋人は欲しいけど、何をどうしたらいいかわからない」と動けずにいるかもしれません。
また、恋人がいながら孤独を感じる瞬間も辛いものです。
特に、お互いに忙しく会えない日々が続いたり、仕方ない事情で積み重なる孤独感は、「本当にこのままでいいのか」と思い悩む種です。
自分に自信が持てない
恋愛したいけど、自分に自信が持てないというのも、踏み出せない理由の一つです。
自分にそんな価値はあるのか、相手に自分がどう見られるか、不安な気持ちは良い関係をつくっていく機会を遠ざけてしまいます。
相手の気持ちがわからない
相手の言動に違和感を感じたとき、率直に伝えて話し合う関係性がないと、相手が何を考えているのかが分からず、「どうしたらいいかわからない」と悩むことになります。
特に、価値観やコミュニケーションの違いが大きい場合、すれ違いが生じやすくなります。
好きなのに苦しい
「好き」という感情があるのに、その関係を苦しく感じることもあります。
別れたいけど離れられないという状況が一番近い状態です。
不誠実で自分勝手なのに嫌いになれない、矛盾する感情がぐるぐる回って、どうしたらいいかわからないとなってしまいます。
人生の場面
毎日が同じことの繰り返しでつまらない
変わり映えのない単調な日々が続くと、自分の人生が何のためにあるのか、何を目指しているのかが分からなくなることがあります。
新しい刺激や変化が欲しいと感じていても、行動に移す方法が分からず、モヤモヤが募ってしまうかもしれません。
悪いことが続いて心も体も疲れた
人生生きていると、不運な出来事が重なる時期があります。
悪い出来事が立て続けに起きると、心も体も参ってしまい「どうしたらいいかわからない」となるのも無理ありません。
仮に、頑張りたい気持ちがまだあっても、心も体も追いつかない状態です。
将来に漠然と不安を感じた
先の見えない将来のことを考えると、漠然と不安を感じることもあるでしょう。
今後の見通しが立たないこと、今のままじゃダメだという気持ちが、日常生活においても心が晴れず、「どうしたらいいかわからない」という気持ちにつながります。
わからないを乗り越えるための行動
では、どのようにして「どうしたらいいかわからない」状況を乗り越えていけばいいのでしょうか?
ここからは、それぞれの場面で、対処がわからない状況を乗り越えるための具体的な行動をご紹介していきます。
仕事
自分ができる範囲を見極め、上司や同僚に相談する
今ある作業量が自分のキャパを明らかに超えている時、上司や同僚に相談してサポートを得ましょう。
その際、「これ以上は100%無理」というラインを基準に、今の自分のキャパを線引きして、自分ができる範囲を伝えましょう。
キャパの線引き理由が明確で客観的であるほど、上司はサポートを考えやすくなります。
相手の視点で考えてみる
仕事や相手との関係が自分の思い通りにならないとき、相手の視点で考えてみましょう。
自分は自分の立場で自分にとっての最善を考えていますが、相手もまた相手の立場でただ相手の最善を進もうとしているのです。
ときに相手の行動が、自分への嫌がらせや悪意のように感じられる場合がありますが、相手は相手の最善を進もうとしているだけで、実は思い違いだったというのが大半です。
相手の視点に立って、相手の最善を叶えつつ自分も得をする選択肢を考えてみましょう。
そもそもの目的を再確認する
仕事がただの「やらなきゃいけないこと」になっているときは、そもそもの目的を再確認してみましょう。
自分はなぜここで働いているのか、誰のどんな悩みを解決しようとしていたのか、どんな価値観を満たすために今の作業をしているのか。
人は「意味」に価値を見出して行動しています。
仕事に意味を見出せず虚無感を覚えたら、今していることのそもそもの目的を再確認しましょう。
原因探しの前に今できることをする
ミスをしてしまった時は、なぜミスしたのか、原因を考える前に「今できること」に意識を向けましょう。
ミスは対応が早いほどリカバーしやすいです。
今自分にできることをして、自分の手に負えない場合は迷わず上司に報告、助けを求めましょう。
恋愛
孤独を感じない状況を言葉にする
漠然とした孤独感を抱えている時は、「どんなとき孤独を感じないか」を具体的に考え、言葉にしてみましょう。
趣味のウィンドウショッピングを楽しんでる時間、友達と宅飲みしてる時間など、具体的なイメージを言葉にすることで、孤独な気持ちを遠ざけるためにすべきことが見えてきます。
なりたい自分を数値目標で表す
自分に自信が持てない時は、どうなれば自分に自信が持てるか、なりたい自分を数字で表して、達成のための行動を具体化しましょう。
例えば今の体重を5kg減らした自分がなりたい自分だとして、考えられる数値目標は以下の通り。
- 5kg体脂肪を減らすなら、カロリー消費換算で36,000kcal
- 3ヶ月で36,000kcal減らすなら、1日あたり400kcal
- 200kcal運動で消費して、残り200kcalは摂取量を減らそう
- 200kcalを運動で消費するのはきついので、100kcalにしよう
- 300kcal摂取量を減らすために、毎日の間食と晩御飯の量を減らそう
具体的な数字で考えることで、自分に自信を持つための自分磨きが目に見える形となり、達成しやすくなります。
アイメッセージで話し合う
相手の気持ちがわからなくなったときは、アイメッセージを使って自分の気持ちを伝えましょう。
アイメッセージとは、自分の感情や考えを「私は~と感じている」と表現するコミュニケーション方法です。例えば「なんで遅くなるなら連絡してくれないの?」ではなく「遅いときに連絡ないと不安になるよ」と伝えることで、相手を責めることなく自分の感情を共有できます。アイメッセージは、攻撃的な側面を減らし、建設的な対話を促す効果があります。
非難や攻撃を避けて自分の感情を共有することで、建設的に話し合える可能性が高まります。
自己表現をすることで、相手も率直に話しやすくなり、互いの気持ちを理解し合うきっかけとなります。
一度距離を置いてみる
好きなのに一緒にいると苦しいとき、一度距離を置いて第三者視点で自分を見つめ直すと、今まで見えなかったものが見えてきて心の整理がつくかもしれません。
距離を置くのは辛いことです。しかしこれからも一緒にいるために、好きだからと今まで見過ごしてきたもの見つめ直すことも、ときには必要です。
結論を急がず、一度距離を置いて、自分みたいな友達がいたらどうアドバイスするか、考えてみるといいかもしれません。
人生
新しい情報に触れる時間を設ける
毎日が単調でつまらないと感じるときは、締め切った部屋に新鮮な風を取り入れるように、新しい情報に触れる時間を作りましょう。
私たちは、意識しないと同じ行動を繰り返します。それが脳にとってラクだからです。
同じテレビ番組、サイト、アプリ。私たちは今まで見てきたものを見続けます、してきたことをし続けます。
単調でつまらない毎日に新鮮な風を取り入れるなら、意図的に新しい情報や経験を得られる場所を探しにいく必要があります。
少しでもokです、今まで見たことないテレビ番組、サイト、アプリを見て、新しい情報に触れる時間を作りましょう。
本当の意味で休息を取る
心身の疲れに押しつぶされそうなときは、本当の意味で休息を取りましょう。
本当の意味で休息を取るとは、「自分の心と身体の欲求を見て見ぬふりせず、他者の役に立つことよりも優先して応え、心と身体の安心・安全を感じられるようにすること」です。
私たちは、他者の役に立つ、自分の役割を果たすことを「正常」な状態と捉えて、そこから逸れずに生きることに「安心」を感じています。
自分の立場、役割から一旦降りて「自分の心と身体の欲求」に従うのは、自分の役割を果たす「安心」から逸れる行為なので、抵抗があるのです。
しかし、心身への負担に耐えられないときは、「本当の意味で休息を取る」必要があります。
挫けた今を癒し、また立ち上がれるようになるために、本当の意味で休息を取りましょう。
不安に感じていることを書き出す
将来に不安を感じたときは、その不安を具体的に書き出してみましょう。
今感じている漠然とした悩みを自分の言葉で文字にして出しきることは、頭の中のモヤモヤを取り出して、問題を客観的に捉えやすくしてくれます。
客観的に捉えることで、解決策を一つ一つ調べ、対処に動き出しやすくなります。
まとめ
今回は、「どうしたらいいかわからない」と苦しい時を乗り越えるために、避けるべき行動や、持っておきたい考え方、具体的な行動を場面別に解説しました。
どうしたらいいかわからない状況というのは、誰にとっても怖いものです。初めて遭遇する問題に慌てたり、自分を見失うこともあるでしょう。
そんなときこそ実は、新しい自分に成長するチャンスかもしれません。
苦しい今を乗り越えられれば、「あのとき切り抜けられたんだから、今度も切り抜けられる」と一段高い自分になっているでしょう。
自分を追い詰めすぎず、今の自分にできる行動から始めて、少しずつ前進していきましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。